ValveとMicrosoftとの共同開発により開発された画期的なVRヘッドセット『Reverb G2』。
最高クラスの解像度を誇るPCVR機器として2021年1月下旬より日本HPにて販売が開始されました。
こちらのページで知れること
- Reverb G2のスペックや推奨PCについて
- Reverb G2の画質や視聴したアダルトVRの感想
- アダルトVR視聴するアプリや手順について
- Reverb G2に対応しているVR見放題サービスについて
Reverb G2ってどんなVR機器?アダルトVRは楽しめるの?といった方へ是非読んでいただきたいと思います。
では早速見ていきましょう!
HP Reverb G2のスペックと推奨PCについて
高品質な解像度とValveスピーカーにより高い没入感のあるVR体験が可能であることが大きな特徴。
トラッキングに関しては6dof。ヘッドセットに4つのカメラを内蔵で外部センサーを必要としないインサイドアウト方式が採用されています。
ディスプレイ解像度は1眼あたり2160×2160の液晶パネルを採用。
930万画素でOculusRift sの約2.5倍の画素数で画面はめちゃくちゃ綺麗。
リフレッシュレートは90Hzとなっており2021年までにリリースされたPCVRヘッドセットの中で画質・音質においてはトップクラスともいえる性能と言えます。
なお、ヘッドセット自体の大きさは従来のVRヘッドセットとそれほど変わらず、重量はReverb G2公式HPでは約500gとなっています。
実測値はなんと600g越え
大きさはOculusQuest2とほぼ同等
PCと接続するケーブルは6mとかなり長めで電源コンセントを使用します。瞳孔間距離(IPD)は本体下側のつまみをスライドして調節可能。
PC接続ケーブル6m
IPDは60~68mmで調節可能
高性能なHMDではあるものの価格は59,800円(税抜)。高性能VRヘッドセットの中でありながらかなり価格は抑えめとなっています。
こちらは既存のPCVRヘッドセットについての比較表です。
Reverb G2 | VALVE INDEX | Oculus Rift S | |
機器 | |||
解像度 | 2,160 × 2,160(片目あたり) | 1,440×1,600(片目あたり) | 1,280×1,440(片目あたり) |
ディスプレイ | LCD(液晶)フルRGB | ||
視野角 | 約114度 | 約130度 | 約110度 |
トラッキング | 外部センサ不要 | 外部センサ必須 | 外部センサ不要 |
リフレッシュレート | 90Hz | 最大144Hz | 80Hz |
重量 | 約500g(実測値約600g) | 約750g | 約560g |
価格 | 59,800円(税抜) | ・62,800円+税 ヘッドセットのみ
・コントローラーセット ・VRキットなどもあり |
29,800円 |
対応VRコンテンツは
SteamVR と Windows Mixed Reality の両方に対応しているので、あらゆる VR コンテンツにアクセスできます。
HP Reverb G2でアダルトVR視聴するために必要なPCスペックは?
Reverb G2はOculusQuestのように単体使用するVRヘッドセットではありません。
使用する際は必ずゲーミングPC向けのパソコンが必要となります。
以下Reverb G2を使う上でのPCの最小構成↓↓↓
OS | Windows 10 May 2019(Version1903)以降 |
プロセッサー | インテル® Core™ i7 / インテル®Xeon® E3-1240 v5 / AMD Ryzen 5 以上 |
メモリ | 16 GB RAM 以上 |
映像出力 | DisplayPort™ 1.3 以上 (変換アダプタ使用時は正常に動作しない場合があります) |
電源 | USB Type -C×1ポート(電源供給が可能なもの) |
出典:HP Reverb G2 VR Headset製品詳細ページより
動作確認が取れているグラフィックスカードは以下の通り↓↓↓ ※2020 年 11 月時点でのもの
<コンシューマーグラフィックス>
●NVIDIA® GeForce® GTX 1080 / NVIDIA® GeForce® GTX 1080 Ti
●NVIDIA® GeForceRTX™ 2060 Super / NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 / NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 Super / NVIDIA®
GeForce RTX™ 2080, NVIDIA® GeForce RTX™ 2080 Super / NVIDIA® GeForce RTX™ 2080 Ti
●AMD Radeon™ RX 5700 / AMD Radeon™ RX 5700 XT / AMD Radeon™ 7
<ワークステーショングラフィックス>
●NVIDIA® Quadro® P5200
●NVIDIA® Quadro RTX™ 4000 / NVIDIA® Quadro® RTX™ 5000 / NVIDIA® Quadro RTX™ 6000 / NVIDIA® Quadro RTX™ 8000
●AMD Radeon™ Pro WX 8200 / AMD Radeon™ Pro WX 9200
●AMD Radeon™ Pro W5700出典:HP Reverb G2 VR Headset セットアップ手順 より
ハイエンドVRヘッドセットのため必要なPCスペックはかなり高めなものを要求されます。
HP Reverb G2でアダルトVRを視聴した感想は?
アダルトVRにおける画質において気になる点の一つとして挙げられるのが、ディスプレイ解像度の原因により網目模様に見えてしまうスクリーンドア現象。
Reverb G2においては前項で提示してあるとおり4K対応となっていますので網目感はもやは全く気にならないレベルまで到達しています。
Reverb G2のディスプレイ画像はめちゃくちゃ綺麗
※画像はリサイズしていますので実際のものとは多少見え方が異なります。あくまで参考程度にご覧ください。
それぞれの画質を比較しやすいようにスライド式でご覧いただけますので参考に。
中央にあるつまみを左右にスライドすることで2つのディスプレイ画像を見比べることができます。
比較画像
初代OculusQuest 右スライド➡➡ Reverb G2
※スライド前の状態が初代OculusQuestの画像となります。
<VRゲーム上においてのテキストの例>
比較画像
初代OculusQuest 右スライド➡➡ Reverb G2
※スライド前の状態が初代OculusQuestの画像となります。
画質向上はより没入感UPへつながる
ディスプレイ性能が向上したことでモノやテキストが見えるより鮮明に見えることがわかるかと思います。そのことでVR世界ではより没入感がアップします。
アダルトVR動画ですと女優さんの顔や体がより鮮明に見えより現実感が増した視聴ができます。
実際に視聴してみた作品はこちら↓↓↓
つまり画質がいいメーカー・作品はより高い没入感で楽しめるといった感じ。撮影環境の古いもの(昔の作品)などはそれほど画質は変わらないですね。
ですのでアダルトVR作品で画質を求めるにはやはり作品選びがかなり重要だということを再認識しました。
実際に視聴した画質の綺麗なアダルトVRメーカーはこれ!
画質が綺麗だと感じたメーカーは購入している作品の範囲でいうとKMP、kawaii、エスワンなど。もちろん綺麗な画質のメーカーさんはまだまだあります。
オススメ作品を知りたい方はこちらのページでまとめています。
視聴する際の快適性は?寝ながらアダルトVR視聴はできる?
装着感はがっちり固定するタイプのストラップ。6dofの動きまわるようなVRゲームをがっつりプレイするには非常に相性がいいストラップですね。
アダルトVR的にはっきり言いますと被ったまま横になれないこちらのストラップは相性悪し。こちらは寝ながら視聴においてOculusQuest2との比較↓↓↓
Reverb G2
OculusQuest2
硬いストラップでとにかく首が疲れますしケーブル自体もかなり邪魔。基本は座った状態での視聴がデフォルト。
したがって騎乗位などの体位に合わせた寝ながら視聴は残念ながら向いていないと言えるでしょう。
また、DMM動画プレイヤーをQuest視聴した際にできるゴロ寝視聴はPC版のDMMVRプレイヤーですと使えないのは残念なところですね。
HP Reverb G2でアダルトVR視聴するアプリは?
まずアダルトVRを視聴する上で多くの方が利用している
- FANZA
- アダルトフェスタVR
それぞれのサイトでリリースされているアダルトVR動画を視聴することは可能です。
順に視聴する流れと使用感とその特徴について説明していきます。
FANZAでアダルトVR動画に視聴に必要なアプリはこれ
まずReverb G2にてFANZAのアダルトVR動画を見るために以下の2つのアプリでの視聴を試しました。
どちらのアプリでもアダルトVR動画は視聴可能ですが、必要なアプリ・アプリの使用感などが違います。
まとめますとこんな感じです↓↓↓
VR動画プレイヤー | MR動画プレイヤー | |
視聴方法 | ダウンロード or ストリーミング | ストリーミングのみ |
アプリの操作方法 | デスクトップにて操作 | コントローラー操作 |
視聴に必要なアプリ |
|
DMMMR動画プレイヤー |
視聴までの手軽さ | 〇 | ◎ |
それぞれの項目ごとに詳しく見ていきます。
アダルトVR動画視聴方法についてプレイヤーごとに紹介
まず、視聴方法に関しては
- 『DMM MR 動画プレイヤー』 ☞ ストリーミング視聴のみ
- 『DMM VR 動画プレイヤー』 ☞ ストリーミング・ダウンロードの両方対応
となります。
FANZAのHQVR動画のダウンロードファイルにはHQよりも更に高品質のUHQ画質があります。ですので画質重視という方にはDMM VR 動画プレイヤーでダウンロード視聴するのがオススメです。
注意ポイント
DMM VR 動画プレイヤーを使いダウンロードでの視聴ができない方はセキュリティソフトの設定やファイアウォールなどにより、プログラムの呼び出しが阻害されている可能性があります。詳しくはこちらのページで。
<アプリの使用感について>
VR動画プレイヤー
VR動画プレイヤーでの動画再生の操作については基本PCにて操作する流れ。
また、ヘッドセットをかぶりコントローラーのWindowsボタンのメニューよりバーチャルデスクトップのように操作することも可能です。
動画を視聴中でもWindowsボタンでデスクトップを呼び出すことでヘッドセットをかぶったまま操作が可能です。
MR動画プレイヤー
こちらのアプリはコントローラーで簡単操作。
アプリを開きアカウント・パスワードを入力すれば購入済みの動画も同期されますので視聴したい作品を選ぶだけです。
こちらは実際のアプリの動画選択画面↓↓↓
視聴の際はボタン一つで以下のメニューが開き操作も楽々です。
トリガーのみで操作
使いやすい操作メニュー
アダルトVR視聴までに必要なアプリについて【DMM VR 動画プレイヤー編】
こちらの手順はWindows Mixed Realityのインストールが済んだ状態からの内容となります。
Microsoftストア以外のVRコンテンツ(ゲームやアプリ)を利用する際にはsteamを導入する必要があります。
基本的な導入手順は以下の通り
ポイント
- steamのアカウント作成 ※1
- steamのダウンロード&インストール ※2
- steam VRのインストール ※3
- Windows mixed Reality for SteamVRのインストール
- DMMVR動画プレイヤーのインストール
※1~3 すでにsteamやsteamVRを導入済みの方はその工程を省いてください。
まずはSteamへアクセスしましょう↓↓↓
矢印部分から①steamのアカウント作成及び②steamのインストールが行えます。
Steam登録する内容を入力し終えたらSteamをインストールしましょう。
先ほどインストールしたSteamアプリを起動し、③steamVRをインストールします。
ライブラリのツールの中からsteamVRを見つけてインストールしましょう。
※矢印部分はインストール済みのため”起動”になっていますが、実際は”インストール”の表示になっています。
steamVRを導入後、④Windows mixed Reality for SteamVRをインストールしていきましょう。
steam、steamVRをインストール済みの方であれば以下のようなWindows mixed Reality for SteamVRのアナウンスが出てきますのでそれに従いインストールするだけです。
最後にDMM公式HPよりWindows向けの⑤DMMVR動画プレイヤーのインストールをしていきましょう。
アダルトフェスタVRなどDRMフリーのVR作品ならこのアプリ
アダルトフェスタVRからリリースされている作品を視聴するのであれば、以下のアプリどちらでもOKです。
※上記プレイヤーを利用するにはL-POINT会員登録(無料)が必要となります。
アダフェスのウリでもあるVR映像と電動オナホを連動を使用する際に必須となる上記のアプリ2つ。
新しくリリースされた4D MEDIA PLAYERはログインすることでアプリから購入した動画をダウンロード可能。DimensionPlayerよりも使い勝手が向上しています。
【記事更新時】4D MEDIA PLAYERはオナホ連動に使用するVORZE製専用USBについて未対応となっていました。アップデートにて対応予定とのことですのでご注意ください。
SteamにてダウンロードできるVR動画プレイヤーは?
DRMフリーのアダルトVR動画を視聴したい方向けへSteamにて無料でダウンロードできるVR動画プレイヤーはこちら↓↓↓
⇒DEO VR VIDEO PLAYERのダウンロードページ(steam)
日本語には対応していないのがちょっと残念ですが、視聴方法はアイコンでわかりやすいですし視聴の際の細かな設定も可能です。無料で使えるモノなので文句なしです。
また、日本語に対応している無料のVRプレイヤーであれば
GizmoVR Video Playerが対応していますね。
実際に使ってみて使いにくいと感じるようであれば、以下のような有料のVRプレイヤーを試してみるといいですね。
SKYBOX VR Video Player
1,490円
Moon VR Video Player
980円
※価格は記事更新時のもの
Reverb G2でアダルトVRの定額サービスを楽しもう!【無料トライアルもあり】
Reverb G2に対応している見放題サービスは
- VRch 月額2,800円
が対応しています。
VR動画は1本あたり新作ですと1,000円~1500円程度。2,3本購入すれば定額サービスに入会できちゃいますのでコスパも十分です。
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【口コミ】FANZA見放題 VRchのメリット・デメリットまとめ
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