Facebookより2019年発売予定だった一体型VRヘッドセット『Oculus Quest(オキュラス・クエスト)』の購入予約が5月1日より開始されました。(発送は2019年5月21日から)
さっそくOculus Questを購入予約し、その購入手順と注意点についてまとめました。
5月27日追記
2019年5月1日に公式HPで購入→同月24日に到着
OculusQuestのセットアップ手順&使用感などをまとめました。
Oculus Questを検討されている方に参考になれば幸いです。
※追記で、2020年9月17日予約開始のOculus Quest2も購入しました。
Oculus Questの購入場所は?Amazonでも購入可能?
まず初めにOculus Questは実店舗、家電量販店での販売はしていません。
現状はネット通販からの購入のみとなります。そのため日本でOculus Questを購入する際は、公式販売されているサイトで購入するようにしましょう。
Oculus Questが公式販売されているのは以下の2か所。
- Oculusストア(メーカー公式)
- Amazon【正規輸入品】
そのほかのショッピングサイトでの購入は公式販売のものとは異なります。
Amazonでの正規品は、価格が適正かつ『この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。』と記載されているもののみとなります。
Oculusストアでの価格は?
- 64GB:49,800円
- 128GB:62,800円
で送料・税込みとなっています。
Oculusストア&Amazonでの支払い方法の違いは?
- PayPal
- クレジットカード
- クレジットカード
- 代金引換
- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い
Oculusストア、Amazon(の正規品)と2か所でQuestが購入できますが、Amazonの方が若干割高のようです。※記事更新時の時点です。
しかし、Oculusストアのような海外サイトの利用や支払いについて不安がある方や、普段からAmazonを利用されている方はAmazon購入で問題ないのかなと感じます。
またクレジットカードをもっていない方でもAmazonなら代金引換などほかの決済方法が利用できます。
Oculus QuestをOculusストアで購入する手順
ここからはOculusストアでの購入方法の手順をご紹介します。わたしはこのようにしてOculusストアより予約購入しました。※画面画像はすべてパソコンです。
Oculus Questストアのページ
画面右上の”今すぐ購入予約”をクリック、もしくは画面を下にスクロールしてメモリーサイズ(容量)を選択しましょう。
どちらかのメモリーサイズを選択
- 64GB
- 128GB
のいずれかを選択します。
ゲーム・動画をふくめたVRコンテンツは容量が大きくなりがちです。
ゲームや動画、さまざまなコンテンツを楽しみたい方は128GB。
使用頻度が多くなく、動画視聴もストリーミングが多い方なら64GBのストレージでも良さそうです。
カート画面でチェックアウトを選択
- 配送先が”日本”であること
- 数量
を確認し”チェックアウト”をクリックしましょう。
チェックアウトの画面で配送先情報を入力
氏名、電話番号、住所などを入力していきます。
なお
- 名
- 姓
- 町名・番地
- 市区町村
- 都道府県
の欄はローマ字表記での入力になりますのでお間違いのないように!!
※住所をアルファベットに変換したい!そんなときにこちらのサイトを使うとカンタンです。
記入例は以下の通り *はアルファベット記入
※スマホでご覧の方は横にスライドしてご覧になれます。
項目 | 日本語 | 英語 |
*名 | 清 | kiyosi |
*姓 | 山田 | yamada |
電話番号 | 携帯番号でもok | 携帯番号でもok |
*町名・番地 | 山田999-9 | 999-9 yamada |
*市区町村 | 山田市 | yamada-shi |
*都道府県 | 東京都 | Tokyo ※都はなし |
郵便番号 | 099-0999 | 0990999 ※-はなし |
メールアドレス | 連絡可能なメールアドレス | 連絡可能なメールアドレス |
支払い方法を選びましょう
Oculus公式HPでの購入では
- クレジットカード
- PayPal
の2種類の支払い方法が可能です。
それぞれの項目の入力を済ませましょう。
ちなみにわたしはPayPal(ペイパル)でOculus Questの決済をしました。PayPalを利用したのは単純にアカウントを持っていたからです。
※Oculus Questの注文フォームでPayPal支払いを選ぶとPayPal公式HPの画面に切り替わり、そのまま支払い手続きができます。手続きが完了すると再度Oculus Questの注文フォームに戻ります。
こちらはPayPal決済を選択しOculus Quest注文の最終画面
同意するにチェックを入れ、注文を完了しましょう。
注文後の確認について
Oculus Quest注文完了画面
注文完了です。
Oculus Questの注文が完了するとOculusから自動返信メールが届きます。
こちらはその自動返信メールの内容です。
これでOculus Quest 64GBの購入予約が完了しました。(支払い総額=49,800円)
あとはモノが届くまで待ちましょう。
ということでOculusストアよりOculus Quest64GBが無事に到着しました。
ではOculus Quest64GBの実機をつかって本体のセットアップについて次項で説明します。
Oculus Questのセットアップについて
OculusQuestが到着するまでにあらかじめ用意しておくものはとくにありません。
セットアップすればすぐにOculus Questが使えます。
前機種Oculus GoはACアダプタを別途購入する必要がありましたが、新型のOuestは5V・3AのACアダプタが同梱されています。
OculusQuest開封時のセットアップまえに行うのは※グラススペーサーを取り付ける必要があるくらいでしょうか。※メガネをかけている方のみ。
グラススペーサーの取り付けについて
グラススペーサーを装着することでレンズにメガネが当たらなくてすみます。
ふだん眼鏡をかけている方は同梱の”グラススペーサー”を取り付けましょう。
クッションを外しグラススペーサーをはめます。再度クッションを取り付けましょう。
爪があるので取り外しの際結構固め。カチッとはまってます。
スマホでデバイス設定をしよう!
Oculus Questのデバイス設定にはスマホが必要です。
Bluetoothで接続するためスマホ側のBluetooth設定を"ON”にしておきましょう。
セットアップの手順をかんたんに説明すると以下の通り。
※すでにOculusアプリを使っている方は③からの設定となります。
①Oculusアプリをダウンロード(スマホ)
スマホにOculusアプリをダウンロード。起動します。
②アカウント登録/ログイン(スマホ)
まずはアカウント登録をしましょう。
アカウント登録にはFacebookアカウントもしくは、Oculusアカウントを使いログインします。
③スマホでOculus Questのデバイス設定
さきほどインストールしたOculusアプリの”設定”より新しいヘッドセットのOculus Questをセレクトします。
これによりOculusQuestのデバイスの設定が開始します。
なお、デバイスの設定は(同梱の)電源ケーブルを入れた状態でおこないます。
デバイスの設定を開始すると非常にわかりやすく説明してくれますので難しいことはありません。説明通りに進めていきましょう。
唯一入力する内容といえば
- ペアリングのための”5ケタのコード入力”
- wifiのパスワード設定
なものです。
wifi設定の後はTouchコントローラーのペアリング・言語設定・動画(安全に利用するために)などを経てアップデートが完了します。だいたい10分程度で完了するかと思います。
ちなみにアプリ購入時の”支払い方法”の設定は後からでも行えます。すぐにVR体験したい方はスキップでもOKです。
Oculus Questの付け心地・使用感について
重さですが、OculusQuestはほかのVRゴーグルのなかでは若干重めといったところ。
ちなみにOculus Goとくらべると、
- Oculus Quest 571g
- Oculus Go 468g
となり100g程度の重量増といったところ。
QuestはGoより付け心地&フィット感がとてもいいので、重量増については言われないと気づかないレベルです。ゲームプレイ中も気になりません。
Oculus Go同様に左右上部(3点)にマジックテープがあり、調節することでフィット感よく装着できます。
ゴムバンドだったOculusGoとは異なり、バンドの部分にバネが内臓されています。そのためヘッドセットの脱着が非常にラク。
その点を動画にして挙げていた方がいました。非常にわかりやすいです。
あとOculus Questこれのお陰で頭に負担なくジャストフィットする#OculusQuest pic.twitter.com/dzSlOP55XE
— MiD (@mashironote) May 22, 2019
瞳孔間距離も調節可能。
Oculus Quest目の距離合わせられるの最高。goにはなかったよねコレ#OculusQuest pic.twitter.com/MfYxbDXZ2J
— MiD (@mashironote) May 22, 2019
ためしにビートセーバーを1時間ほどプレイしてみましたが、ヘッドセットのズレが気になることはなかったです。おかげでめちゃくちゃ楽しめました。
ガーディアンシステムに感動!これ凄いよっ!
実際に使用した感想なのですが、”ガーディアンシステム”だけでも驚きです!
Oculusガーディアンシステムは、プレイスペースの境界線を記憶して、ゲームプレイ中にユーザーが周囲の物にぶつからないようにするための機能です。
OculusQuest公式HPより
ガーディアンシステムはゲーム中にコントローラーを振り回したり、周りのものにぶつからないようにするプレイエリアを確定し安全にプレイするためのシステムなのですが、実際に体験するとこれが凄いんです。
ガーディアンシステムについてツイッターに動画で挙げている方がいました。
oculus quest is like magic pic.twitter.com/g8ECNaIHd2
— myles.app (@combotent) 2019年5月23日
プレイエリア(枠で囲まれているエリア)は仮想空間で、エリア以外はQuest本体についているカメラによりゴーグルをかぶっている状態で周囲が見渡せるといった感じ。
いままでスマホ用VRゴーグル、OculusGoなどでVR動画などメディア視聴メインで楽しんでいたVRユーザーさんはこれだけでも衝撃を受けるかと思います。時代は進化しています!
最後に
Oculus Quest公式のストア購入から本体セットアップまでを紹介しましたが、とくにセットアップが簡単すぎて拍子抜けしました。
Oculus QuestはPC不要の6dofVR機器ということで、Oculus Goを購入したときよりも感動が大きく、ゲームや動画視聴で活躍することでしょう。
2019年注目のVR機器ですので、気になる方はOculus Quest是非チェックしてみてください。